荒野に呼ぶ声 : 小川国夫文学の樞奥
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書誌事項
荒野に呼ぶ声 : 小川国夫文学の樞奥
審美社, 2000.7
- タイトル別名
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荒野に呼ぶ声 : 小川国夫文学の枢奥
- タイトル読み
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アレノ ニ ヨブ コエ : オガワ クニオ ブンガク ノ スウオウ
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注記
折り込み表(2枚)あり
内容説明・目次
内容説明
堅固に構築された大廈の赴きを見せる小川国夫文学を読み解き、柱廊に佇んでつぶさに吟味した部分的構図と全体見取図を示す、新鋭の意欲的労作。
目次
- 1 『試みの岸』の世界(『試みの岸』の設定;「試みの岸」—十吉の運命;「黒馬に新しい日を」—余一の変身;「静南村」—佐枝子の自殺)
- 2 『或る聖書』の世界(『或る聖書』の構造;「一部 ともに在りし時」—「あの人」の教え;「二部 なぜ我を棄てたまいしか」—アシニリロムゾの受苦;「三部 その血は我に」—「あの人」の弟子たち;『或る聖書』私注)
- 3 『彼の故郷』他(「ユニアの旅」論—聖書系列作品の原点;「ゲヘナ港」論;「我は呼吸に過ぎない」論—短篇集『彼の故郷』の原景)
「BOOKデータベース」 より