朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識 : 朝貢国から国民国家へ
著者
書誌事項
朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識 : 朝貢国から国民国家へ
(Minerva人文・社会科学叢書, 39)
ミネルヴァ書房, 2000.10
- タイトル別名
-
朝鮮韓国ナショナリズムと小国意識 : 朝貢国から国民国家へ
- タイトル読み
-
チョウセン カンコク ナショナリズム ト ショウコク イシキ : チョウコウコク カラ コクミン コッカ エ
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内容説明・目次
内容説明
朝貢時代から受け継がれた自らの「小国意識」とネイションのプライドの狭間で朝鮮/韓国ナショナリズムはどのように形成されてきたのか。本書は、朝鮮/韓国ナショナリズムの独特の論理と形成過程を解明するとともに、朝鮮/韓国近代化に与えた影響を考察する。
目次
- 第1部 韓国におけるネーションの形成(「徳治」の論理と「法治」の論理—儒教文化圏における国家と政治;国家の「強さ」と社会の「強さ」—朝鮮/韓国近代化における国家と社会;「臣民」からネーションへ—朝鮮/韓国におけるネーション意識形成)
- 第2部 小国意識とナショナリズム(「儒教的レッセフェール」と朝貢体制—近代朝鮮における「上からの改革」と開国論;近代朝鮮の自国認識と小国論—金允植に見る朝鮮/韓国ナショナリズム形成の前提としての「国家」;「売国」の論理—李完用に見る韓国併合と近代朝鮮/韓国史における「国家」と王朝;平和主義から親日派へ—李光洙・朱耀翰に見る日本統治下の独立運動と親日派;「小国意識」とナショナリズム—李承晩に見る解放後韓国ナショナリズム)
「BOOKデータベース」 より