歌の王と風流の宮 : 万葉の表現空間
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歌の王と風流の宮 : 万葉の表現空間
森話社, 2000.10
- タイトル読み
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ウタ ノ オウ ト フウリュウ ノ ミヤ : マンヨウ ノ ヒョウゲン クウカン
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内容説明・目次
内容説明
天平の恋と遊行。古代の政治的・宗教的言説や、舞や音楽などをもふくむ多様な同時代の表現のなかで、『万葉集』はどのように読むことが可能か。古代の歌の生成を、さまざまな表現の重層的広がりのなかでとらえかえす。
目次
- 1 遊行と歌垣(出逢いという「事件」—言語発声以前;遊行と歌垣;恋の宮廷—遊行女婦の成立 ほか)
- 2 天平宮廷のバロック(天平宮廷と風流;天皇の行幸・歌の行幸—宮廷歌人論のために;光の中の仏教儀礼—皇后維摩講の時空へ ほか)
- 3 歌という言語フィールド(歌の「こころ」—浜成の『歌式』と「無心所著歌」;大伴家持の異文化—越中の歌日記から;日付のある耳—家持の歌曼荼羅 ほか)
「BOOKデータベース」 より