ランボー、砂漠を行く : アフリカ書簡の謎
著者
書誌事項
ランボー、砂漠を行く : アフリカ書簡の謎
岩波書店, 2000.11
- タイトル別名
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Rinbaud
ランボー砂漠を行く : アフリカ書簡の謎
- タイトル読み
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ランボー サバク オ イク : アフリカ ショカン ノ ナゾ
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注記
ランボー書簡年譜: 巻末p1-18
内容説明・目次
内容説明
ランボーは二十歳くらいで詩から遠ざかり、以後十年間、エチオピアのハラルを拠点にして、交易活動にたずさわる。その間、アフリカ書簡といわれる膨大な書簡を残した。主に商用活動が書かれたこの書簡は、従来のランボー研究では枝葉のものと軽視されてきたが、日付や事実の虚構化、手紙相互の入れ子的な関係が見られ、多くの謎が存在する。本書では、ランボーの詩を書簡と対比し、詩と書簡を等価に読む視点から新しいランボー像を提示する。
目次
- 序 ゼイラー幻想
- 1 書簡・距離・断章
- 2 ハラルの写真家
- 3 オガディン報告
- 4 紅海の灼熱の岸辺
- 5 失われた軍隊手帳—ショア遠征(1)
- 6 不穏なルート—ショア遠征(2)
- 7 渦を巻く旅の時間—ショア遠征(3)
- 8 アデンのfumiste(ふざけ屋)
- 9 ベドウィンの暗黒の取引
- 10 賑やかな砂漠
- 11 飛脚たち
- 12 ゼイラーまで
「BOOKデータベース」 より