株の罠
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株の罠
（角川文庫, 11376）
角川書店, 2000.2
- タイトル読み
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カブ ノ ワナ
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収録内容
- 株の罠
- 白い挑戦
- 爛れた才覚
- 黝い光芒
- 長い橋
内容説明・目次
内容説明
東大出のエリートのみが名誉を競い合う舞台、官庁。人生コースを下級官吏として確定づけられてしまった私大出身の村上にとって、唯一の心の支えは妻にも明かしていない窃かな貯金。後輩証券マンのすすめで、株に姿を変えた貯金は短期間で倍になり、村上は株の魔力に魅せられる。しかし、それはささやかな夢が瓦解する序章でもあった—。現代企業社会においてサラリーマンたちが陥る理不尽な罠、表題作ほか傑作短編四作を収録。
「BOOKデータベース」 より