シュタイナー入門
著者
書誌事項
シュタイナー入門
(ちくま新書, 272)
筑摩書房, 2000.11
- タイトル読み
-
シュタイナー ニュウモン
大学図書館所蔵 件 / 全147件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
「シュタイナー教育」や「人智学」で日本でも広くその名が知られるルドルフ・シュタイナー。だが、アカデミズムからは「胡散臭いオカルト」との烙印を押される一方、受容する側にも、その思想への盲目的な追従、偶像化が見られるなど、ここ日本でのシュタイナー理解はまだ充分とはいえない。彼が立脚した第一次大戦下ドイツの時代状況、また、ドイツ精神史における思想系譜、歴史経維に広範な省察を加え、その生を内側から活写することで、「みずから考え、みずから生きること」への意志を貫いた「理念の闘士」、シュタイナーの思想的核心を浮き彫りにする。
目次
- 第1章 教育思想の源泉—他者への目覚め
- 第2章 認識の探究者—カント、フィヒテ、ゲーテをめぐって
- 第3章 それは「オカルト」なのか?—西洋と東洋の霊性史
- 第4章 神智学運動へ—ブラヴァツキーの闘い
- 第5章 ドイツ精神文化の霊学—純粋思考と帰依の感情
- 第6章 戦争と廃墟の中で—「国民」になる以外、生きる道はないのか!
- 第7章 魂の共同体—ナチスの攻撃と人間の悲しみ
「BOOKデータベース」 より