Bibliographic Information

永井荷風の昭和

半藤一利著

(文春文庫, [は-8-9])

文藝春秋, 2000.6

Other Title

荷風さんと「昭和」を歩く

Title Transcription

ナガイ カフウ ノ ショウワ

Available at  / 11 libraries

Note

「荷風さんと「昭和」を歩く」(プレジデント社1994年12月刊)の改題

Description and Table of Contents

Description

戦争へと急傾斜してゆく昭和前期、20年間の日本—荷風の視線はひくく市井を這い、時に上空を見上げ、驚くべき適確さで世界の不穏な風を読む。『断腸亭日乗』を主要テキストに、時代風景のなかに文豪の日常をくっきりと描写し、世俗の事件と歴史の命運とをあわせ読む「歴史探偵の手法」を確立した会心の著作。

Table of Contents

  • 序章 一筋縄ではいかぬ人
  • 第1章 この憐れむべき狂愚の世—昭和三年〜七年
  • 第2章 女は慎むべし慎むべし
  • 第3章 「非常時」の声のみ高く—昭和八年〜十年
  • 第4章 ああ、なつかしの〓東の町
  • 第5章 大日本帝国となった年—昭和十一年
  • 第6章 浅草—群衆のなかの哀愁
  • 第7章 軍歌と万歳と旗の波と—昭和十二年〜十四年
  • 第8章 文学的な話題のなかから
  • 第9章 「八紘一宇」の名のもとに—昭和十五年〜十六年
  • 第10章 月すみだ川の秋暮れて
  • 第11章 “すべて狂気”の中の正気—昭和十六年〜二十年
  • 終章 どこまでもつづく「正午浅草」

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Details

  • NCID
    BA49412957
  • ISBN
    • 4167483092
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    350p
  • Size
    16cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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