中江藤樹・異形の聖人 : ある陽明学者の苦悩と回生

書誌事項

中江藤樹・異形の聖人 : ある陽明学者の苦悩と回生

大橋健二著

現代書館, 2000.12

タイトル読み

ナカエ トウジュ イギョウ ノ セイジン : アル ヨウメイガクシャ ノ クノウ ト カイセイ

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内容説明・目次

内容説明

徳川幕藩体制の創成期に生をうけた「近江聖人」こと中江藤樹は、武士として生活していた現実社会から自ら離脱撤退し、ひとり自己沈潜の道を選び、門人を教える中で「生」の意味、意義を明らかにしようと試みた江戸時代人=近代人の一人であった。

目次

  • 序章 帰郷する漂泊者
  • 第1章 異形なる聖人(近代的自意識—新井白石の恩人;荒々しい迫力に満ちた「聖人」—野田笛浦による異質の藤樹論 ほか)
  • 第2章 絶望と危機の哲学(ヤスパースの絶望と回心;藤樹における絶望と脱藩)
  • 第3章 脱藩原因の諸説と検討(孝養説;キリシタン説 ほか)
  • 第4章 近江聖人—老嫗の愚なるが如し(日本陽明学の祖—了庵桂悟;わが国陽明学の開祖 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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