フリードリヒ《氷海》 : 死を通過して、新しい生命へ
著者
書誌事項
フリードリヒ《氷海》 : 死を通過して、新しい生命へ
(作品とコンテクスト)
三元社, 2000.11
- タイトル別名
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C.D. Friedrich, Das Eismeer : durch Tod zu neuem Leben
フリードリヒ氷海 : 死を通過して、新しい生命へ
フリードリヒ氷海 : 死を通過して新しい生命へ
- タイトル読み
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フリードリヒ ヒョウカイ : シ オ ツウカ シテ アタラシイ セイメイ エ
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注記
原著(Frankfurt am Main : Fischer Taschenbuch Verlag , 1991)の邦訳
折り込図1枚
生涯の年譜: p142-144
主要参考文献: p146
内容説明・目次
内容説明
凍結した海での難破の光景を、冷気が満ちる清明な空のもとに描いたフリードリヒの代表作『氷海』。啓蒙主義、フランス革命そして王政復古の反動にいたる時代の揺れ—そうした社会状況を、破壊と希望が共存するまったく新しい美に結晶させた画家の思想をたどる。激動の時代が生んだ破壊と希望が共存するまったく新しい美。
目次
- 第1章 フリードリヒのアトリエへの訪問
- 第2章 葛藤の画面構成
- 第3章 エルベ川の流氷と極地探検のヴィジョン
- 第4章 崇高—感情の対立の中で
- 第5章 旧体制の復活—ドイツの冬
- 第6章 北方—青いクリスタル
- 第7章 反アルカディアと否定的ユートピア
- 第8章 古典主義とロマン主義—有機的な全体と無定形な断片
- 第9章 人間の悲劇の象徴としての自然
- 第10章 近くの恐怖と遠くの希望—死を通過して、自由と新しい生命へ
「BOOKデータベース」 より