市民法学の課題と展望 : 清水誠先生古稀記念論集
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市民法学の課題と展望 : 清水誠先生古稀記念論集
日本評論社, 2000.12
- タイトル読み
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シミン ホウガク ノ カダイ ト テンボウ : シミズ マコト センセイ コキ キネン ロンシュウ
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注記
内容: はしがき(飯島紀昭, 島田和夫, 広渡清吾), I: 市民社会と国家の理論(「「市民・市民社会」と「国民・国民国家」」-「プロフェッションとしての法律家」), II: 市民法と市民法学の歴史(「ナポレオン法典におけるcivilとcommercial」-「福島法学の軌跡に関する覚え書」), III: 市民法学と民法理論(「成年後見人としての法人」-「サブリース契約と借地借家法三二条に基づく賃料減額請求」), IV: 市民法学と公害・環境法(「ドイツにおける環境政策と法の展開」-「愛知万博の環境影響評価と環境影響評価法」), V: 市民法学と労働者・消費者(「就労形態の多様化と労働者概念」-「福祉サービスの利用者利益の保護」), あとがき(), 執筆者紹介
清水誠先生略歴: p587-588
清水誠先生主要著作目録: p589-595
清水誠の肖像あり
収録内容
- 「市民・市民社会」と「国民・国民国家」 : 法律家的覚書 / 広渡清吾著
- 社会編成の原理としての自由と私的自治 / 大島和夫著
- ドイツ・ブレーメン市の地域評議会制度にみる決定権限の地域分散の法的性格 : 二つの憲法裁判を軸として / 名和田是彦著
- プロフェッションとしての法律家 / 戒能通厚著
- ナポレオン法典におけるcivilとcommercial / 水林彪著
- ヘーゲル法哲学・市民社会・市民法学 / 篠原敏雄著
- 判例研究にみる末弘法学 / 飯島紀昭著
- 福島法学の軌跡に関する覚え書 : 日本近代法史研究を中心に / 吉井蒼生夫著
- 成年後見人としての法人 : 日独比較研究・福祉サービス利用援助事業にも留意しつつ / 田山輝明著
- 不動産取引における意思主義の理解 / 今村与一著
- 不動産登記制度における登録免許税制試(史)論 / 高橋良彰著
- 交渉責任の拡大における「信頼」の意義 : 約束的禁反言の観点から / 山口志保著
- サブリース契約と借地借家法三二条に基づく賃料減額請求 / 吉田克己著
- ドイツにおける環境政策と法の展開 : 日本との比較 / 吉村良一著
- 住民と環境公害訴訟 / 磯野弥生著
- 産業廃棄物最終処分場の差止めについて : 廃棄物処理法の自己責任原則との関連で / 神戸秀彦著
- 瀬戸内海環境の規制型保全と誘導型創造 : とくに埋立について / 伊藤護也著
- 愛知万博の環境影響評価と環境影響評価法 : アセスの再実施をめぐって / 宇佐見大司著
- 就労形態の多様化と労働者概念 : 労働者と事業者との間 / 浅倉むつ子著
- 農業協同組合と反トラスト法 / 高瀬雅男著
- コンビニ・FC契約をめぐる判例の新たな動向 / 近藤充代著
- 福祉サービスの利用者利益の保護 : 事業者による適切な情報提供の必要性 / 島田和夫著
内容説明・目次
内容説明
東京都立大学および神奈川大学で長く民法を講じ、民法学者として法解釈の仕事を積み重ねて学界をリードし、立法に参与し、また、後継者を養成し、多くの有為の人材を社会に送った清水誠氏の古稀を記念した論集。
目次
- 1 市民社会と国家の理論(「市民・市民社会」と「国民・国民国家」—法律家的覚書;社会編成の原理としての自由と私的自治 ほか)
- 2 市民法と市民法学の歴史(ナポレオン法典におけるcivilとcommercial;ヘーゲル法哲学・市民社会・市民法学 ほか)
- 3 市民法学と民法理論(成年後見人としての法人—日独比較研究・福祉サービス利用援助事業にも留意しつつ;不動産取引における意思主義の理解 ほか)
- 4 市民法学と公害・環境法(ドイツにおける環境政策と法の展開—日本との比較;住民と環境公害訴訟 ほか)
- 5 市民法学と労働者・消費者(就労形態の多様化と労働者概念—労働者と事業者との間;農業協同組合と反トラスト法 ほか)
「BOOKデータベース」 より