書誌事項

エネアス物語

原野昇 [ほか] 訳

渓水社, 2000.10

タイトル別名

Eneas : roman du XIIe siècle

タイトル読み

エネアス モノガタリ

統一タイトル

Enéas (Romance)

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注記

底本: Paris : Champion (CFMA, 44 et 62), tome I (1973 réimp.), tome II (1968)

その他の訳者: 村上勝也, 太古隆治, 中川正弘, 前田弘隆, 今田良信

内容説明・目次

内容説明

フランス文学史で、物語(ロマン)というジャンルの先がけとして、「古代もの」と呼ばれる一連の作品群がある。その一つがここに訳出した『エネアス物語』である。『エネアス物語』を、そのもとになっているウェルギリウスの『アエネーイス』と比べてみると、ディドーやラヴィーヌのエネアスに対する恋愛の要素が多分に膨らまされている。その他、舞台や人物は古代のままでありながら、その行動様式や感情は中世人のものであり、城の造りや身につけている鎧兜も、戦闘の仕方も中世の騎士のそれである。『エネアス物語』は十二世紀の半ば、1150〜1155年ころに書かれた作者不詳の作品であり、現存九種の写本によって伝えられている。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA49617745
  • ISBN
    • 4874406114
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    広島
  • ページ数/冊数
    258, vp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 統一タイトルID
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