Don Quixote
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書誌事項
Don Quixote
(Kodansha English library, 167)
講談社インターナショナル, 2000.11
- タイトル別名
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ドン・キホーテ
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注記
本文は英語
内容説明・目次
内容説明
スペインのラ・マンチャ地方のある村に、アロンソ・キハーノというひとりの郷士が住んでいた。この郷土どの、年の頃は50歳、若い姪のアントニア、家政婦、若い馬屋番とつつましやかに暮らしていたが、彼にはたったひとつ、夢中になるものがあった。はやりの騎士物語を読み始めると、狩りやら畑仕事やら、ほかのことはきれいさっぱり忘れてしまい、朝から晩まで、本を読みふける。何日も何日もそうしているうちに、とうとう頭が少しおかしくなってしまった。そうして現実と物語の見境がつかなくなったキハーノは、自らもまた、遍歴の騎士になって、正義のため、愛する美しい姫のため、勇ましい冒険の旅をしてみたいと思うのだった。まず、馬をロシナンテと名づけた。そうすると、今度は自分も、騎士にふさわしい立派な名前がほしくなった。数日間、彼は考えに考えて、ひとつの名前を思いついた。「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」鎧をまとい、剣を差し、やりを手に。準備は整った。「さあ、まいるぞ、サンチョ!旅の始まりじゃ…」。
「BOOKデータベース」 より