女と男と帝国 : グローバリゼーション下の哲学・芸術
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女と男と帝国 : グローバリゼーション下の哲学・芸術
青土社, 2000.12
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オンナ ト オトコ ト テイコク : グローバリゼーションカ ノ テツガク ゲイジュツ
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Description and Table of Contents
Description
「壁」が崩れ、「帝国」が世界を覆い、「砂漠」の倦怠が広がるとき、「男=人間」は消えてゆく。倦怠を雄々しく断ち切るのではなく、侵入する砂をせっせと掃き出す「家事」の営み。西欧のリミットで戦った哲学者・芸術家たちのなかに、まったく新しい「女の思考」の可能性を聴きとる。
Table of Contents
- 序 女と男と帝国(「帝国」をめぐる演習—ヘーゲル/スピノザ;「女」と「男」をめぐる覚書—ティプトリー/フーコー)
- 家と帝国(属領化、「家」を建てること—ジル・ドゥルーズの芸術論;「国家」が蒸発するとき—バルーフ・スピノザのアナーキー ほか)
- 男と女(男—ピエール・クロソフスキーによる「家事小説」;壁—ガストン・バシュラールによる「老人様式」 ほか)
- 哲学者と芸術家(直接性の弁証法—ヘーゲルとヘルダーリン;茫然自失の中で問うこと—セザンヌとヘルダーリン/エンペドクレス ほか)
- 恋愛と闘争(ミシェル・フーコーと恋する身体;パウル・ツェランと汚辱のことば ほか)
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