書誌事項

汪精衞と民主化の企て

土屋光芳著

(明治大学社会科学研究所叢書)

人間の科学新社, 2000.11

タイトル読み

オウ セイエイ ト ミンシュカ ノ クワダテ

大学図書館所蔵 件 / 60

この図書・雑誌をさがす

注記

標題紙、背の出版社名: 人間の科学社

内容説明・目次

内容説明

日中戦争のさなか、「近衛声明」に呼応して南京に傀儡政権(1940.3.)を樹立した汪精衛は“漢奸”だったのか。辛亥革命から蒋汪合作政権(1932)に至る彼の行動を精細にたどると、汪精衛が全く別の姿で我々の前に立ち現れる。ともに「孫文の後継者」を自認する蒋介石の宿命のライバル、汪精衛(兆銘)の実像に迫る。

目次

  • 序章 汪精衛研究の現状と新しい視座
  • 第1章 辛亥革命前後の汪精衛はアナキストだったのか?
  • 第2章 辛亥革命前後における汪精衛の国家観
  • 第3章 汪精衛の国際政治観—人類共存の理想
  • 第4章 汪精衛の民主政治論
  • 第5章 汪精衛は改組派の指導者か?
  • 第6章 汪精衛の「約法」論—「党治」から「法治」へ
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ