書誌事項

ツタンカーメン発掘記

ハワード・カーター著 ; 酒井傳六, 熊田亨訳

(ちくま学芸文庫)

筑摩書房, 2001

タイトル別名

The tomb of Tut・ankh・amen

タイトル読み

ツタンカーメン ハックツキ

注記

その他のタイトルはカバージャケットによる

筑摩叢書1971年刊の再刊

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784480085931

内容説明

いにしえの王たちとともに、うずもれた歴史が眠る王家の谷。イギリス貴族カーナーヴォンと、エジプト考古学者カーターは、1914年、この谷の発掘許可を得た。そして苦闘の末22年に王墓を発見、カーターは25年にとうとうツタンカーメン王その人のミイラと対面する。黄金のマスクなどの数多の秘宝と「呪い」の伝説に彩られた発掘の報は世界に衝撃を与え、エジプト考古学は新しい時代の幕を開けた。本書は、カーター自らがこの世紀の発見のすべてを綴った全記録である。上巻には第1部・王墓発見と、第2部・黄金の棺にたどり着くまでの記録を収める。「カーナーヴォン伯爵伝」を初収録。

目次

  • 第1部 王墓発見(故ロード・カーナーヴォンの伝記的な素描;王と王妃;王家の谷と墓;近代における王家の谷;テーベにおける予備作業;墓を発見する;予備調査;前室を調査する;前室を清掃する;参観者と新聞;調査室における作業;封印扉を開く)
  • 第2部 幕を開く(はじめに—エジプト芸術についての所見;遺物にあらわれたツタンカーメンの生活;玄室の配置と副葬品)
巻冊次

下 ISBN 9784480085948

内容説明

いにしえの王たちとともに、うずもれた歴史が眠る王家の谷。イギリス貴族カーナーヴォンと、エジプト考古学者カーターは、1914年、この谷の発掘許可を得た。そして苦闘の末22年に王墓を発見、カーターは25年にとうとうツタンカーメン王その人のミイラと対面する。黄金のマスクなどの数多の秘宝と「呪い」の伝説に彩られた発掘の報は世界に衝撃を与え、エジプト考古学は新しい時代の幕を開けた。本書は、カーター自らがこの世紀の発見のすべてを綴った全記録である。下巻には第2部・ついに黄金の棺を開くところから、第3部・発掘された遺物の詳細な分析までを収める。

目次

  • 第2部 墓を開く(黄金の棺ついに現る;国王の戦車;三つの人型棺をひらく(1925〜26年);古代エジプトの葬祭における興味ある諸点;豪華な王のミイラの副葬品)
  • 第3部 墓は語る(はじめに—異端神アトンに関係した諸王に関するいくつかの事実と考察;奥の宝庫について;宝庫で発見された副葬品;副室(倉庫);副室で発見された物;墓室の中の遺物の損壊と科学変化の主要要因)

「BOOKデータベース」 より

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