一日暮し
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一日暮し
(角川文庫, 11157 . 角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; 250)
角川書店, 1999.8
- タイトル読み
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イチニチグラシ
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内容説明・目次
内容説明
心筋梗塞で倒れ、死の淵をさまよった著者が辿りついた江戸時代の禅僧、正受老人の教え。「一日だけよく生きる」と考えれば、人間はどれほど重荷から解放されることか。「一日だけ」と思えばどんな苦難にも耐えられるだろうし、楽しいといって溺れてもいられない。まして、命やモノにしがみつくのは愚かなことだ。命はあしたで終わりかもしれないのだ。モノがどれほどあっても、心の豊かさとは関係ない。この思想の根源は、中国の禅僧、天祖慧能の「本来無一物」にある。慧能の行跡と、大きな影響を受けた日本の高僧たちの営為を探り、現代人の生き方に警鐘を鳴らす貴重な一書。
目次
- 第1部 一日暮らし
- 第2部 禅の道
- 第3部 禅僧の死
「BOOKデータベース」 より