火野葦平論
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火野葦平論
(「海外進出文学」論, 第1部)
インパクト出版会, 2000.12
- タイトル読み
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ヒノ アシヘイ ロン
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内容説明・目次
内容説明
戦前・戦中・戦後、この三つの時代を表現者として生きた火野葦平。彼の作品を通して戦争・戦後責任を考え、海外進出の20世紀という時代を読む。本書は、火野葦平再評価の幕開けであり、同時に「いま」への根底的な問いである。
目次
- 序論 なぜいま火野葦平か?
- 第1章 戦場のメールヒェン
- 第2章 「わたし」の限界と虚構の限界
- 第3章 戦地の表情、銃後のこころ
- 第4章 亡霊の言葉を聞く
- 第5章 ドノゴオ・トンカとしての文学表現
- 第6章 河童のいる羅曼部落
- 第7章 女侠と五平太
- 第8章 馬賊芸者の同胞たち
- 第9章 石炭仲仕道をめぐって
- 第10章 労働の現場と文学
- 終章 兵隊たちの戦中・戦後
「BOOKデータベース」 より