物象化論の構図
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物象化論の構図
(岩波現代文庫, 学術 ; 39)
岩波書店, 2001.1
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ブッショウカロン ノ コウズ
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岩波書店1983年11月刊の再刊
Description and Table of Contents
Description
マルクス「物象化論」の方法論的特質とその現代的継承の方向性・可能性を大胆に指し示す思想の冒険。物象化論をすべての経済的・社会的・文化的な歴史的諸形象に敷衍し、現代諸科学の方法論としていかに有効であるかを論証する。「事的世界観」の核心部へと導いていく、独創的な物象化論の全体像を提示する広松哲学の精華。
Table of Contents
- 1 唯物史観の宣揚の為に(古典哲学の弁証法的止揚;人間主義の超克と新地平;疎外論の止揚と物象化論)
- 2 物象化論の構制と射程(社会的関係の物象化と文化形象の存在性格;歴史的動態の法則性と当事主体の有意行動;物象化批判の体系的方法と価値評価の視座)
- 3 歴史的世界の物象化論(商品世界の存在構造;歴史的世界の存在構造)
- 4 自然界の歴史的物象化
- 5 マルクスにおける哲学
- 跋文—物象化理論の拡張
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