国家に病む人びと : 精神病理学者が見た北朝鮮、バルト、ガリシアほか
著者
書誌事項
国家に病む人びと : 精神病理学者が見た北朝鮮、バルト、ガリシアほか
中央公論新社, 2000.11
- タイトル読み
-
コッカ ニ ヤム ヒトビト : セイシン ビョウリ ガクシャ ガ ミタ キタチョウセン バルト ガリシア ホカ
大学図書館所蔵 件 / 全62件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人間を幸せにできない「国家」を問う。北朝鮮の飢餓難民の子どもが描いた絵の分析をはじめ、ユーラシアの東と西で「国家」の狭間で苦しむ人びとを著者独自の視点で捉える迫真レポート。
目次
- 1 「北朝鮮棄民」極秘面接記(脱出難民たちの無気力と困惑;子どもたちの身心を蝕む慢性飢餓;金正日体制の威嚇の裏にある甘えの構造)
- 2 「傷ついた大国」ロシア—バルト諸国、西ウクライナに映る(ロシア・ナショナリズムといかに付き合うか—エストニアから;「EU加盟」を切望するバルトと事態を受け入れられない旧超大国—ラトヴィアから;「信仰」と「民衆」そして「抵抗への道」大国の傍らに咲く小国の心情—リトアニアから;バルト三国の独立で漂流する“飛び地”—ロシア領カリーニングラード;新宗教を求めるロシア民衆の心情;無力さと心の温かさと—ロシアの列車の中で;異邦人の見た夢—ガリシアへの旅;大ロシア主義の落とし子、プーチン大統領)
- 3 イスラエルの「二重性」の中を走り抜けた一四日間
- 4 台湾大地震被災地を歩く
「BOOKデータベース」 より