アルベール・カミュ : ある一生
著者
書誌事項
アルベール・カミュ : ある一生
毎日新聞社, 2001.1
- 上
- 下
- タイトル別名
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Albert Camus : une vie
- タイトル読み
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アルベール カミュ : アル イッショウ
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注記
アルベール・カミュの肖像あり
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784620314945
内容説明
著者トッドは、カミュの生涯を、ほぼ半世紀にわたるフランスとアルジェリアの歴史的文脈に位置づけた。副題“ある一生”は、カミュもまた数多くのフランス人と時空を共にしたことを意味する。トッドは一人の男の人生を描きながら、その男性がみずからを探しあぐねるうちに、まさしく作家カミュに変貌するさまを、あますところなく描いた。太陽。貧困。女。闘争。—自由。カミュの生涯とその時代を、膨大な証言や書簡など同時代資料を徹底的に読み込み、比類なきスケールで描ききった決定版。
目次
- 一七〇三二号
- 「チビすけ、合格だ」
- 沈黙と言葉
- 形而上学と政治
- 白い靴下
- 「魂の切れ端」
- 行動への誘惑
- ヒロイズムと「骨折り損」
- マルクス読まずの聖アウグスチヌス
- ザルツブルクからの手紙〔ほか〕
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784620314952
内容説明
カミュにとって、社会的地位の上昇は下層階級からの脱出を意味するだけでなく、懐かしい世界からの追放でもあった。彼は階級離脱を果たしながら、子供時代の環境であった労働者階級への郷愁に突き動かされていた。トッドが伝える彼の尊大さと心優しさもまた、上昇への野心と下層への郷愁に対応するものであろう。反抗。野心。栄光。孤独。—郷愁。カミュの生涯とその時代を、息づかいが伝える輝きと闇にまで深く分け入り、比類なきスケールで描ききった決定版。
目次
- 新たな闘い
- ランベールたち
- 三つの川がある島
- 「恐怖政治」
- 苦い体験
- 「親愛なる同志」
- 「唯一の女」
- 三人の友
- 「ストレプト—四〇グラム」
- セバスチャン=ボタン通り五番地、庭側〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より