書誌事項

近世国家の教育思想

本山幸彦著

思文閣出版, 2001.2

タイトル読み

キンセイ コッカ ノ キョウイク シソウ

大学図書館所蔵 件 / 147

内容説明・目次

内容説明

本書は、徳川幕府と、幕府の強大な権力にがっちり統制された諸藩とによって構成された幕藩体制を根幹とする中央集権的封建国家、すなわち近世国家を、その成立期・安定期・動揺期・崩壊期の四つの時期に分け、それぞれの時期に、それぞれの歴史的特色をもって形成された幕府及び諸藩の教育思想の歴史的意義を、それぞれの時期の政治的・経済的・社会的な諸条件と関連させながら、主として、幕府・諸藩がいだいていた教育機関設立の趣旨、幕臣や藩士に対する奨学の諭旨、あるいは教育機関発達の諸条件を分析することによって解明したものである。

目次

  • 第1章 近世国家成立期の政治と教育—第一期:慶長八年(一六〇三)〜貞享四年(一六八七)
  • 第2章 近世国家安定期の教育とその思想—第二期:元禄元年(一六八八)〜正徳五年(一七一五)
  • 第3章 動揺期における幕府の教育政策とその思想—第三期:享保元年(一七一六)〜文政一二年(一八二九)
  • 第4章 動揺期における諸藩の教育政策とその思想—第三期:享保元年〜文政一二年
  • 第5章 近世国家崩壊期における幕府・諸藩の教育政策とその思想—第四期前期:天保元年(一八三〇)〜嘉永五年(一八五二)
  • 第6章 幕末政局展開期における幕府・諸藩の教育政策とその思想—第四期後期:嘉永六年(一八五三)〜慶応三年(一八六七)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ