ドイツ悲哀劇の根源
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書誌事項
ドイツ悲哀劇の根源
(講談社文芸文庫)
講談社, 2001.2
- タイトル別名
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Ursprung des deutschen Trauerspiels
- タイトル読み
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ドイツ ヒアイゲキ ノ コンゲン
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注記
年譜--ヴァルター・ベンヤミン(宮城保之編): p496-499
内容説明・目次
内容説明
ベンヤミンは本書の文章の組み立て方をモザイク画にたとえた。描き出された事象は二十世紀という夜を背景に浮かびあがった星座さながらである。星は暗くなければ目に見えない。本書の対象であるドイツのバロック時代もまた夜であった。ベンヤミンは暗がりの中に埋もれた未完結な現象を、さらに深い闇から観察することによって、二十世紀の根源的な意味を明るみに出す。
目次
- 認識批判的序論(トラクタートの概念;認識と真理;哲学的な美 ほか)
- 悲哀劇と古代悲劇(バロックの悲劇理論;重要ではないアリストテレスの影響;悲哀劇の内実としての歴史 ほか)
- アレゴリーと悲哀劇(古典主義におけるシンボルとアレゴリー;ロマン主義におけるシンボルとアレゴリー;近代アレゴリーの根源 ほか)
「BOOKデータベース」 より