宗教文学の可能性
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宗教文学の可能性
(宗教文明叢書, 5)
春秋社, 2001.2
- タイトル読み
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シュウキョウ ブンガク ノ カノウセイ
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内容説明・目次
内容説明
さまざまな文化は、人間精神の根源にある“聖なるもの”への希求をどう表現してきたか。ギルガメシュ叙事詩、源氏物語から現代小説まで、宗教と文学の多彩で奥深い交渉を問い直す。
目次
- 1 現代文学の宗教性(エッセイストと仏教—「趣味」と「実益」;国民・物語・宗教—ヘミングウェイの戦争小説の読み方;アニミズム・シャーマニズム世界の復権—北欧の先住少数民族サーミ人の文芸の現在)
- 2 日本文学の宗教性(『源氏物語』と仏教—浮舟の出家をめぐって;無常を越えようとする思想—道元の場合;いのちの贈り物—遠藤周作氏の最期を通して)
- 3 諸宗教における文学(イシュタルの「誘惑」—『ギルガメシュ叙事詩』とその周辺;古代ギリシア文学における神;印度古典籍に見える歴史意識と時代区分 ほか)
- 4 キリスト教文学(キリストの生まれられた土地;演劇にみる愛のかたち—宗教の影響;ベルナノスの小説に見る分身の諸相 ほか)
「BOOKデータベース」 より