中世の勧進聖と舎利信仰
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中世の勧進聖と舎利信仰
吉川弘文館, 2001.3
- タイトル読み
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チュウセイ ノ カンジンヒジリ ト シャリ シンコウ
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内容説明・目次
内容説明
古代仏教の中世的展開を的確に示す勧進聖の活動と信仰に焦点をあて、東大寺復興を成就した重源や、西大寺を根拠に活躍した叡尊の活動の実態を解明。九条兼実や日蓮にも解き及び、転換期の宗教運動の潮流を描き出す。
目次
- 第1章 重源の信仰と勧進活動(古代仏教の継承と勧進活動;重源の宗教的系譜;重源における作善の意義;重源の勧進活動と神祓;重源の地域認識;勧進聖集団の組織かと定着)
- 第2章 生身仏信仰と舎利信仰(仏舎利と生身仏をめぐる儀礼と造形;叡尊にみる生身仏の信仰;備州における律僧の勧進活動)
- 第3章 興法利生と善政理念(九条兼実の摂〓意識と信仰;叡尊にみる「聖朝」と「関東」の観念;日蓮の法然浄土教における「諸行往生」批判;蒙古来襲をめぐる日蓮の予言—その終末観について;領主の「氏寺」と名僧—世良田氏の長楽寺を舞台に)
「BOOKデータベース」 より