戦後オランダの政治構造 : ネオ・コーポラティズムと所得政策

書誌事項

戦後オランダの政治構造 : ネオ・コーポラティズムと所得政策

水島治郎著

東京大学出版会, 2001.2

タイトル別名

The Dutch political economy in the postwar years : incomes policies under neo-corporatism

戦後オランダの政治構造 : ネオコーポラティズムと所得政策

タイトル読み

センゴ オランダ ノ セイジ コウゾウ : ネオ コーポラティズム ト ショトク セイサク

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注記

英文書名は標題紙裏より

内容説明・目次

内容説明

人口1600万人に満たない小国のオランダは、「多極共存民主主義」論やネオ・コーポラティズム、そして最近の「オランダ・モデル」に至るまで、政治学の研究材料の宝庫であり、オランダ政治の研究はヨーロッパ政治の理解に独自の貢献をなしうるものである。本書では、国家が一方的に社会を統制するのではなく、労使をはじめとする市民社会レベルの団体と国家が協同して政策を立案・執行していくネオ・コーポラティズムのあり方を示した。

目次

  • 第1章 オランダ政治への視角とネオ・コーポラティズム
  • 第2章 第二次世界大戦期までのコーポラティズム構想と制度的展開
  • 第3章 終戦とネオ・コーポラティズムの成立
  • 第4章 プラニスムの試みと挫折
  • 第5章 戦後再建期の所得政策
  • 第6章 朝鮮戦争と第一次支出削減
  • 第7章 第二次支出削減—ネオ・コーポラティズムの「モデル・ケース」
  • 第8章 公式のネオ・コーポラティズム的所得政策の失敗

「BOOKデータベース」 より

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