現代社会革命論 : 比較歴史社会学の理論と方法
著者
書誌事項
現代社会革命論 : 比較歴史社会学の理論と方法
岩波書店, 2001.3
- タイトル別名
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Social revolutions in the modern world
- タイトル読み
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ゲンダイ シャカイ カクメイロン : ヒカク レキシ シャカイガク ノ リロン ト ホウホウ
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注記
訳者: 中里英樹, 大川清丈, 田野大輔
原著(Cambridge: Cambridge University Press, 1994)の抄訳
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
革命を行為者たちの利害や意図からではなく、国家や階級間の関係や構造から説明する著者は、その後寄せられた評価と批判をふまえつつ、本書ではその射程を現代にまで広げ、一層の理論的展開をはかっている。イラン革命やニカラグア革命をはじめとした現代社会の政治・社会変動の諸現象を、世界政治システム全体の文脈の中に位置付け、それらを近代における諸革命との連続の中で考察する。マクロな視点に貫かれた、比較歴史社会学の研究成果を総合する読みごたえある論集。
目次
- 序章 社会革命を説明する—研究の展開
- 第1章 マクロ社会分析における比較歴史学的方法の利用
- 第2章 革命をいかに説明するか—社会構造的アプローチの探求
- 第3章 フランス・ロシア・中国—社会革命の構造分析
- 第4章 農民革命の要因
- 第5章 「不労所得国家」イランの革命とシーア派イスラム
- 第6章 社会革命と大衆の軍事動員
- 終章 社会革命研究の近年の動向
「BOOKデータベース」 より