梅の文化誌
著者
書誌事項
梅の文化誌
(和泉選書, 125)
和泉書院, 2001.3
- タイトル別名
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The cultural history of ume
- タイトル読み
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ウメ ノ ブンカシ
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その他のタイトルは巻末による
内容説明・目次
内容説明
明星派の歌人、山川登美子・石上露子の学び舎梅花女子大学日本文学科による「梅」の総合的な研究成果を公開する。その昔、中国から渡来した「梅」が、日本の社会に根付いて、独特の文化を形成していくさまは、日本文化の一面を如実に象徴している。本書は「梅」をテーマに、言語学・漢文学・国文学・書の各方面より多角的に論じられた、進取清新の気風溢れる日本文化論である。
目次
- 第1章 ことばとしての「梅」—慣用表現・ことわざを中心に
- 第2章 「梅」…中国発
- 第3章 渡来した花—万葉の「梅」
- 第4章 平安朝の美意識—白梅か紅梅か
- 第5章 梅は咲いたか、桜はまだかいな—中世文芸に見る梅のイメージ
- 第6章 心ありげなこの早咲き—近世演劇の中の「梅」
- 第7章 唱歌における“梅”
- 第8章 「梅」を使ったネーミング
- 第9章 「梅」字の書体といろいろな書風
- 第10章 古筆に見る「梅」文字表現—書としての造形を探る
「BOOKデータベース」 より