金融グローバリズム
著者
書誌事項
金融グローバリズム
(大阪市立大学経済研究所所報 / 大阪市立大学経済研究所編, 第49集)
東京大学出版会, 2001.3
- タイトル別名
-
Financial globalism
- タイトル読み
-
キンユウ グローバリズム
大学図書館所蔵 件 / 全154件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
欧文標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
本書では、まず、世界を闊歩する金融グローバリゼーションという波に乗って、世界を席巻するアメリカ的、あるいはアングロサクソン的な思考様式に着目する。そして、その特徴づけと、「在来的なるもの」との調整ということを視座に据え、現代世界に共通する問題に迫っている。換言すれば、金融グローバリズムという金融世界を席巻する支配的思考様式のなかで、各地の「ローカルなもの」、各地の「ナショナルなもの」はどのようなインパクトを享受しながら、どのような変質を余儀なくされているのかを、事実に基づいて考えてみる。
目次
- 1 論争・金融グローバリズム
- 2 日米独の金融構造と銀行業
- 3 アジア危機とは何であったのか—多様性とグローバリズムの相剋と共存
- 4 「格付け」の思想:リスクのない社会とリスク社会
- 5 ニューヨーク証券取引所の国際化について
- 6 ベンチャー企業向け証券市場間競争のグローバル展開と成長企業の輩出—わが国新規店頭公開企業の長期株価パフォーマンス分析
- 7 ユーロの挑戦と成算
- 8 日本の金融統合・合併の成算—米・欧との比較検証
- 9 日本の地価問題と日本型金融システム
「BOOKデータベース」 より