罪と死の文学 : 戦後文学の軌跡

書誌事項

罪と死の文学 : 戦後文学の軌跡

斎藤末弘著

新教出版社, 2001.4

増補新版

タイトル読み

ツミ ト シ ノ ブンガク : センゴ ブンガク ノ キセキ

大学図書館所蔵 件 / 48

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

敗戦後の廃墟から新生への願い、被害者のみならず加害者としての原罪意識、そしてユーモアによる現実相対化への格闘—戦後文学を貫く課題の中で、作家たちはいかなる文学を創造してきたか。

目次

  • 現代のヨブ—北条民雄『いのちの初夜』
  • 人生足別離—田中英光『さようなら』
  • 死と焔の祈り—原民喜『夏の花』
  • 汚辱と聖性と—椎名麟三『母の像』
  • 不幸な女性たち—椎名麟三『美しい女』
  • 諧謔と真剣さの統一—椎名麟三のユーモア
  • 人肉食の逆説—武田泰淳『ひかりごけ』
  • 生体解剖の罪—遠藤周作『海と毒薬』
  • 心の奥に潜むもの—遠藤周作『わたしが・棄てた・女』
  • 現代の同伴者—遠藤周作のイエス像〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ