つくられた異境
著者
書誌事項
つくられた異境
(中公新書, 1584 . 東北||トウホク ; [正])
中央公論新社, 2001.4
- タイトル別名
-
東北 : つくられた異境
- タイトル読み
-
ツクラレタ イキョウ
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注記
主要参考文献: p205-212
内容説明・目次
内容説明
東北の歴史が脚光を浴びている。縄文時代のイメージを塗り替える考古学上の成果はもとより、中世史から近現代史まで、新しいアプローチが始まっている。しかし、「遅れた東北」という見方はいまなお根強い。国民国家たらんとした近代日本は東北を辺境と位置づけ、後進性を強調しつづけた。東北はどう見られ、どう語られてきたのか。東北をめぐる膨大な言説を読み解き、「北」の視点から「多様な日本」を照らし出す新しい地域論。
目次
- はじめに “東北”とはなにか
- 第1章 異境と桃源郷の間
- 第2章 「白河以北一山百文」
- 第3章 燃える東北主義
- 第4章 “東北”の生産
- 第5章 開発と差別
- 第6章 ナショナリズムとしての東北
- 終章 その先の“東北”論へ
「BOOKデータベース」 より