オデュッセイア
著者
書誌事項
オデュッセイア
(ワイド版岩波文庫, 176-177)
岩波書店, 2001.1
- 上
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- タイトル別名
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Odysseia
- タイトル読み
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オデュッセイア
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注記
Odysseia.の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000071765
内容説明
トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流、さらに一〇年にわたる冒険が始まる。人並すぐれた忍耐力と知略に恵まれた主人公が相次ぐ苦難を克服し、帰国を果して悪人どもを討つ—『イリアス』とともにその卓抜な構想力でヨーロッパ文学の源泉と仰がれる、ギリシア最古の大英雄叙事詩。
目次
- 第一歌 神々の会議。女神アテネ、テレマコスを激励する(四四四行)
- 第二歌 イタケ人の集会、テレマコスの旅立ち(四三四行)
- 第三歌 ピュロスにて(四九七行)
- 第四歌 ラケダイモンにて(八四七行)
- 第五歌 カリュプソの洞窟。オデュッセウスの筏作り(四九三行)
- 第六歌 オデュッセウス、パイエケス人の国に着く(三三一行)
- 第七歌 オデュッセウス、アルキノオスに対面す(三四七行)
- 第八歌 オデュッセウスとパイエケス人との交歓(五八六行)
- 第九歌 アルキノオス邸でオデュッセウスの語る漂流談、キュクロプス物語(五六六行)
- 第十歌 風神アイオロス、ライストリュゴネス族、およびキルケの物語(五七四行)
- 第十一歌 冥府行(六四〇行)
- 第十二歌 セイレンの誘惑。スキュレとカリュブディス、陽の神の牛(四五三行)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000071772
内容説明
(下)には第一三歌から第二四歌を収める。怪物たちとの戦いや冥界訪問など、オデュッセウス自身の語る奇怪な漂流冒険譚は終わりを告げて、物語はいよいよ、オデュッセウスの帰国、そして留守の間妻を苦しめていた悪逆な者たちへの復讐という、劇的な盛り上りに満ちた大英雄叙事詩のクライマックスへと突き進んでゆく。
目次
- 第十三歌 オデュッセウス、パイエケス人の国を発ち、イタケに帰還(四四〇行)
- 第十四歌 オデュッセウス、豚飼のエウマイオスに会う(五三三行)
- 第十五歌 テレマコス、エウマイオスを訪れる(五五七行)
- 第十六歌 テレマコス、乞食(オデュッセウス)の正体を知る(四八一行)
- 第十七歌 テレマコスの帰館(六〇六行)
- 第十八歌 オデュッセウス、イロスと格闘す(四二八行)
- 第一九歌 オデュッセウスとペネロペイアの出会い、足洗いの場(六〇四行)
- 第二十歌 求婚者誅殺前夜のこと(三九四行)
- 第二十一歌 弓の引き競べ(四三四行)
- 第二十二歌 求婚者誅殺(五〇一行)
- 第二十三歌 ペネロペイア、乞食(オデュッセウス)の正体を知る(三七二行)
- 第二十四歌 再び冥府の物語。和解(五四八行)
「BOOKデータベース」 より