書誌事項

「正常さ」という病い

アルノ・グリューン著 ; 馬場謙一, 正路妙子訳

青土社, 2001.4

タイトル別名

Der Wahnsinn der Normalität : Realismus als Krankheit : eine grundlegende Theorie zur menschlichen Destruktivität

タイトル読み

セイジョウサ ト イウ ヤマイ

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注記

原著(1989)の全訳

文献目録: 巻末pxiv-xxi

内容説明・目次

内容説明

現代の典型的な病い、それは現実順応型の狂気である。両親の偽りの「愛」に服従した子供は、内面性を失って外面的「現実」「正常さ」に固執し、「愛」の名の下に破壊をもたらす—精神分析理論と豊富な臨床経験に基づき、ヒットラーからレーガンに至る現代史上の人物や文学作品に例をとりつつ、現代社会の矛盾とその克服法を提示する。

目次

  • 1 現実の名による現実の拒否
  • 2 人間の破壊性の起源としての自己嫌悪
  • 3 隠された死の崇拝
  • 4 感情とは呼べない感情
  • 5 適応、反抗そして暴力
  • 6 内的な空虚の表現としての、権力者たちの権力政治
  • 7 精神病質者とペール・ギュント
  • 8 生き方としての狂気、抗議としての狂気

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51638577
  • ISBN
    • 479175882X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    273, xxip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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