ニーチェ
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書誌事項
ニーチェ
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2001.4-2001.5
- 第1部
- 第2部
- タイトル読み
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ニーチェ
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注記
中央公論社1977年刊の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
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第1部 ISBN 9784480086310
内容説明
可能な限り主としてドイツでの基礎資料および文献を調査し整理して、緻密かつ新鮮な解釈を提示した画期的なニーチェ研究。本書第一部では、知られざる幼少期・青年期に照明をあて、若きニーチェの生活と思想の総合的叙述から、その天才性の萌芽を探る。「日本と西欧におけるニーチェ観変遷史」を併録。
目次
- 序論 日本と西欧におけるニーチェ像の変遷史(1890年代;1900年‐1920年;第1次世界大戦−1930年;1930年−第2次世界大戦)
- 第1章 最初の創造的表現(早熟の孤独;思春期の喪神;ヘルダーリンとエルマナリヒ王伝説—青春の危機;音楽と文献学のはざま;書物の世界から自由な生へ)
- 第2章 多様な現実との接触(フランコーニアの夢幻劇;ショーペンハウアーとの邂逅;文献学者ニーチェの誕生)
- 巻冊次
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第2部 ISBN 9784480086327
内容説明
可能な限り主としてドイツでの基礎資料および文献を調査し整理して、緻密かつ新鮮な解釈を提示した画期的なニーチェ研究。本書第二部では、学者となったニーチェが、単なる文献学を越えて、『悲劇の誕生』をもって古典学界に一大波紋を引き起こすに至る教授時代に光をあてる。
目次
- 第1章 自己抑制と自己修練(哲学と文献学の相剋;ラエルティオスとアリストテレス;恋とビスマルク;ライプツィヒの友人たち)
- 第2章 新しい飛躍への胎動(バーゼル大学への招聘;赴任前の日々)
- 第3章 本源からの問い(歴史認識のアポリア;ワーグナーとの共闘;フランス戦線の夢と行動)
- 第4章 理想への疾走(バーゼルの日常生活;『悲劇の誕生』の成立次第;歴史世界から自然の本源へ—初期ニーチェの中心問題;19世紀歴史主義を超えて)
「BOOKデータベース」 より