太公望
著者
書誌事項
太公望
(文春文庫, [み-19-9,
文藝春秋, 2001.4
- 上
- 中
- 下
- タイトル読み
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タイコウボウ
大学図書館所蔵 件 / 全38件
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上913.6||Mi73||1/H210181000092037,
中913.6||Mi73||2/H210182000092038, 下913.6||Mi73||3/H210183000092039 -
上913.6 /Mi 73/1031112005002894,
中913.6/Mi 73/2031112005002905, 下913.6/Mi 73/3031112005002917 -
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注記
1998年刊の文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167259105
内容説明
羌という遊牧の民の幼い集団が殺戮をのがれて生きのびた。年かさの少年は炎の中で、父と一族の復讐をちかう。商王を殺す—。それはこの時代、だれひとり思念にさえうかばぬ企てであった。少年の名は「望」、のちに商王朝を廃滅にみちびいた男である。中国古代にあって不滅の光芒をはなつこの人物を描きだす歴史叙事詩の傑作。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784167259112
内容説明
妻子を得て春陰にたたずむ望の胸中には、焦燥あるばかりであった。周公を中心に諸侯は策謀しつつある。しかし独り時代の先を視る望の苛烈な生は、人知れぬ哀しみにみちていた。ひとは己れを超えねばならぬ、あたかも小魚が虹桟を渡り竜と化するように。利に争うものは敗れ、怨みに争うものは勝つ、そしてそれを超えるとは。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167259129
内容説明
ひとを神々に贄として捧げる、そんないまわしい時代は去らしめねばならぬ。諸侯の協力を得て、周公を獄から救いだした望は、さらに機略を尽し周召同盟を成立させる。ここに叛意はととのった、宿望の日である。決戦の朝、牧野は清々しく晴れていた。未到の時空の光と風を甦らせる宮城谷文学の金字塔、完結篇。
「BOOKデータベース」 より