芥川龍之介 : その文学の、地下水を探る

書誌事項

芥川龍之介 : その文学の、地下水を探る

佐藤嗣男著

おうふう, 2001.3

タイトル読み

アクタガワ リュウノスケ : ソノ ブンガク ノ チカスイ オ サグル

内容説明・目次

内容説明

“近代主義批判”を貫いた芥川文学—その主題的発想の展開の軌跡に、21世紀初頭の問題解明の道すじを見出すことも可能であろう。そうした芥川文学の“達成”と、その〈地下水〉とに迫った労作。

目次

  • 蘆花と龍之介—近代散文成立への一つの道すじ
  • 芥川文学と「謀叛論」—熊谷孝「なぜ、いま、芥川文学か」を読む
  • 蘆花講演「謀叛論」考
  • 「大導寺信輔の半生」—芥川文学の達成点
  • 「大川の水」小論—白秋的世界との同質性と異質性
  • 『赤光』と龍之介
  • 「小品四種」の構成—古典との批判的な対決・葛藤
  • 芥川龍之介、井伏鱒二とトオマス・マン
  • 芥川とチエホフ—「秋」を中心に
  • 「芥川とチエホフ」補遺—「薮の中」「六の宮の姫君」に即して

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA51682568
  • ISBN
    • 4273031736
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    303p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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