脆弱なる絶対 : キリスト教の遺産と資本主義の超克

書誌事項

脆弱なる絶対 : キリスト教の遺産と資本主義の超克

スラヴォイ・ジジェク著 ; 中山徹訳

青土社, 2001.4

タイトル別名

The fragile absolute : or, Why is the Christian legacy worth fighting for?

脆弱なる絶対

タイトル読み

ゼイジャクナル ゼッタイ : キリストキョウ ノ イサン ト シホン シュギ ノ チョウコク

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注記

原著 (London : Verso, 2000) の全訳

内容説明・目次

内容説明

如何にして新精神主義を粉砕するか。原理主義はもとより、様々な意匠の下に「宗教的なるもの」が旺盛に回帰する惨澹たる状況を、マルクス主義はどう迎え撃つべきか—。高度資本主義・グローバル化社会の思想的課題の根底からの検証を目指し、ヘーゲル、ラカンを参照しつつキリスト教の遺産をも継承する、ジジェク的戦略の新しい展開。

目次

  • バルカンの亡霊を放棄する
  • 資本の幽霊
  • “対象a”としてのコーク
  • 悲劇から嘲笑喜劇へ
  • 犠牲者たち、どこもかしこも
  • 空想的“現実界”
  • なぜ真理は怪物的なのか
  • 石とトカゲと人間について
  • 構造とその出来事
  • 十戒から人権へ
  • 寛容の原理
  • キリストによる束縛の解除
  • 「おまえはやらねばならない、できるのだから」
  • 知識から真理へ…そして再び知識へ
  • 脱出

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51682910
  • ISBN
    • 4791758765
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    251, viip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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