ピエール・ロチ珍妙さの美学

書誌事項

ピエール・ロチ珍妙さの美学

遠藤文彦著

法政大学出版局, 2001.4

タイトル読み

ピエール ロチ チンミョウサ ノ ビガク

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注記

ピエール・ロチの肖像あり

内容説明・目次

内容説明

19世紀末ヨーロッパの虚無と倦怠を背負い、世界各地を歴訪して独特の異国趣味文学を創出したロチ—その日本三部作を記号論的手法で読みなおし、作品、作家、土地(長崎)がいずれも凋落的なエートスに貫かれているさまを浮彫にする。

目次

  • 第1章 珍妙さの美学—『お菊さん』(献辞のレトリック;細部—その慎みと頑迷さ;脱線—不謹慎な統辞 ほか)
  • 第2章 交通と落下—『秋の日本』(「ジャポヌリ」とはなにか;交通について;落下について)
  • 第3章 中立論、あるいは凋落について—『お梅が三度目の春』(凋落;中立のフィギュール)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA51785640
  • ISBN
    • 4588490176
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 218, 4p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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