イギリス・日本比較文学の栞
著者
書誌事項
イギリス・日本比較文学の栞
(近代文芸社新書)
近代文芸社, 2001.3
- タイトル読み
-
イギリス ニホン ヒカク ブンガク ノ シオリ
大学図書館所蔵 件 / 全37件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p172
内容説明・目次
内容説明
イギリスと日本、世界で最も類似した文化を享受してきた両国。イギリスを理解すればする程、日本と共通する事象に驚嘆するであろう。文学の比較を通して両国に共通するものは何か?母性である。母性社会こそ両国の国民性を表すキーワードである。
目次
- 第1章 母性の文学(母なる海;ヴァージニア・ウルフとレディ・ムラサキ ほか)
- 第2章 明治『抒情詩』の詩人たちとイギリス詩—『リリカル・バラッズ』二百周年、『抒情詩』百周年に寄せて(イギリスロマン派と明治の青年詩人たちの「煩悶と厭世の狭霧」;明治初期詩壇に育まれた「墓畔のしめり」 ほか)
- 第3章 トマス・グレイ『田舎の教会墓地の哀歌』—田山花袋『田舎教師』比較論考(ミルトンの『リシダス』より発する「葬送の悲歌」の気質;グレイの『哀歌』と花袋の『田舎教師』にみられる墓畔の憂鬱 ほか)
- 第4章 オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの画像』—芥川龍之介『地獄変』との比較論考(ワイルド、芥川の作品にみられる「影」の手法;芸術至上主義の作品と道徳観 ほか)
「BOOKデータベース」 より