『舞姫』 : エリス、ユダヤ人論
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『舞姫』 : エリス、ユダヤ人論
至文堂, 2001.5
- タイトル読み
-
マイヒメ : エリス ユダヤジンロン
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内容説明・目次
内容説明
『舞姫』の美しきヒロイン・エリスは、そのファミリー・ネームからユダヤ人だと判明した。しかし、なぜ鴎外はエリスをユダヤ人だと明確に書かなかったのか。またそれなのに、なぜユダヤ人であると作中のいたる所に散りばめたのか。そして、鴎外自身のベルリンでの実際の恋愛体験は。
目次
- 第1部 エリス、ユダヤ人論(『舞姫』再考—エリス、ユダヤ人問題から;原作『舞姫』への理由なき反抗;「エリス」再考—五歳年上の人妻だったのか ほか)
- 第2部 エリーゼとは誰か?(来日したエリーゼへの照明—「舞姫」異聞の謎解き作業の経過;エリーゼの身許しらべ)
- 第3部 ベルリンのユダヤ人(森鴎外『舞姫』の舞台—ベルリンのユダヤ人(二);『舞姫』と19世紀ユダヤ人問題;『舞姫』におけるアルト・ベルリンの地誌—「クロステル巷の古寺」とパロヒアル・シュトラーセを中心に;「エリス」の肖像—ドイツ女性の社会史からの照明;森鴎外『舞姫』の舞台・三説)
「BOOKデータベース」 より