Bibliographic Information

朝鮮近世の御用商人 : 貢人の研究

金東哲著 ; 吉田光男訳

(韓国の学術と文化, 7)

法政大学出版局, 2001.5

Other Title

A study on kong-in in the late Chosun dynasty

朝鮮後期貢人研究

朝鮮後期貢人研究

Title Transcription

チョウセン キンセイ ノ ゴヨウ ショウニン : コウジン ノ ケンキュウ

Note

欧文標題は標題紙裏による

学位論文「十八・十九世紀の貢人研究」 (釜山大学, 1993年) を加筆修正したもの

Description and Table of Contents

Description

大同法の施行により出現した官庁指定調達業者=貢人は、17〜19世紀の間、同業組合をつくって物資の調達と納入、その他の官庁御用を務めていた。本書は、韓国における近世経済商業史研究において重要な位置を占める「貢人」をめぐって、従来の研究を丹念に跡づけるとともに、弓角契、馬契、京主人、営主人という具体的な「貢人」の事例分析を通じてその実態を明らかにする。近世御用商人としての彼らの特異な存在形態を浮彫りにしつつ、彼らが利潤を蓄積し、商業資本として成長していく過程を追跡し、さらに朝鮮‐日本‐中国を結ぶ近世東アジア交易史研究にも、朝鮮からの新たな視角を導入する。

Table of Contents

  • 第1章 序論—貢人研究の現状と課題
  • 第2章 水牛角貿易と弓角契貢人
  • 第3章 外都庫貢契の成立と組織
  • 第4章 坊役制の変動と馬契の成立および都賈活動
  • 第5章 京主人の都賈活動
  • 第6章 営主人の都賈活動と邸債問題
  • 第7章 結論

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Details
  • NCID
    BA5199722X
  • ISBN
    • 4588080075
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    kor
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 240, 9p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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