明治のスウェーデンボルグ : 奥邃・有礼・正造をつなぐもの

書誌事項

明治のスウェーデンボルグ : 奥邃・有礼・正造をつなぐもの

瀬上正仁著

春風社, 2001.4

タイトル読み

メイジ ノ スウェーデンボルグ : オウスイ アリノリ ショウゾウ オ ツナグ モノ

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注記

エマヌエル・スウェーデンボルグの肖像あり

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

新井奥邃を端緒として田中正造、そして森有礼へと調査を進めていくと、彼らの中にはスウェーデンボルグ神学に源を発する普遍的なキリスト教思想が脈々と受け継がれ、それが明治期日本の思想形成にも無視できない影響を与えていたことを知ることができる。これまでの日本キリスト教史が見落としていたこの大きな伏流の存在を、スウェーデンボルグ神学の立場から明らかにするのが、本書の第一の目的である。

目次

  • 第1章 新井奥邃の生涯
  • 第2章 新井奥邃の思想とスウェーデンボルグ神学
  • 第3章 新井奥邃と19世紀アメリカの宗教界
  • 第4章 新井奥邃のスウェーデンボルグ観
  • 第5章 日本初代の文部大臣、森有礼
  • 第6章 森有礼の宗教思想と新井奥邃
  • 第7章 明治期のキリスト教と森有礼
  • 第8章 田中正造と足尾銅山鉱毒事件
  • 第9章 田中正造の宗教思想と新井奥邃
  • 第10章 日本人の宗教意識とスウェーデンボルグ神学

「BOOKデータベース」 より

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