集団的自衛権 : 論争のために
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集団的自衛権 : 論争のために
(PHP新書, 154)
PHP研究所, 2001.5
- タイトル読み
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シュウダンテキ ジエイケン : ロンソウ ノ タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
わが国が「国際法上、保有しているが、憲法上、行使できない」とされる権利—集団的自衛権。この珍妙な政府解釈は、いっさい憲法上の根拠を持たないうえに、国際法の現状とも一八〇度食い違う。なぜ歴代内閣は、この欠陥解釈を墨守しつづけるのか?本書は日米安保条約、七〇年安保騒動、新防衛ガイドラインをめぐる国会論戦を歴史的に検証するなかで、政府解釈の奥に巣くう「日本的バイアス」を白日のもとに曝す。内閣法制局の「政治性」が、わが国の防衛政策を歪め、日米同盟を危機に陥れる—。
目次
- プロローグ—信じ難い光景
- 1 日本的バイアスの三位一体
- 2 集団安全保障と集団的自衛権
- 3 内閣法制局の不遜
- 4 憲法上、保有しているのか
- 5 日米同盟が験されるとき
- エピローグ—騒然たる情景
「BOOKデータベース」 より