ジェンダー・フリー教材の試み : 国語にできること
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ジェンダー・フリー教材の試み : 国語にできること
(早稲田大学教育総合研究所叢書)
学文社, 2001.3
- タイトル読み
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ジェンダー フリー キョウザイ ノ ココロミ : コクゴ ニ デキル コト
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内容説明・目次
内容説明
本書に教材を持ち寄った面々は、すべて教員あるいは教員志願者である。聞き、話し、読み、書く能力を養う「国語」という教科を軸に、学ぶことと教えることの難しさに日々、四苦八苦している。いうまでもなく不断に教材探しをしているのだが、そこへ、「ジェンダー・フリーを目指す」という課題をもう一つ背負い込んだ。生まれたときから誰もが例外なく背負っている、「女」あるいは「男」の印に、まずは意識的になること。そして「あなた」や「わたし」を取り戻すために、「国語」の時間に何ができるか考えること—本書は、そのための小さな一歩である。
目次
- 第1楽章 女らしさ、男らしさよ、さようなら—殻から飛び出して、新しい自分をみつけよう
- 第2楽章 「女やオカマに受けるようになったらおしまいだ。」—気づくこと、そして問い直しへの挑戦
- 第3楽章 長くつ下のピッピ—性別にこだわらず、性別にとらわれず、自分らしく生きる
- 第4楽章 かつて語られた世にも不思議な男女の物語—今も昔もあるもの
- 第5楽章 女はつくられた—巴三態 物語の言説を超えて
- 第6楽章 「わたしを束ねないで、そして『耳をすませば』」—かけがいのない一人の人間として生きる
- 第7楽章 対話「性を超えて演じるということ」—女形として
- 終楽章 感じること、考えること、そして伝え合うこと—ジェンダー・フリー教材と国語との接点を求めて
「BOOKデータベース」 より