双頭の蛇
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書誌事項
双頭の蛇
(講談社文庫)
講談社, 1989.12
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- タイトル読み
-
ソウトウ ノ ヘビ
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注記
1989年12月発行の、単行書(BN06780848)の文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061845824
内容説明
旧弊な因襲と封建的人脈にとらわれた山峡の都市・平野に、喧噪と猥雑のまち新宿を追われ流れついたはみ出し刑事・沖竜介。落ちつく間もなく地方権力に挑んだ新聞記者・飯島が何者かに殺された。保守派と改革派が反目をくりかえす平野の何を暴こうとしたのか、署名記事はすでに抜き取られたあとだった—。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061845831
内容説明
美貌の御曹司、片桐真吾。ハーバード帰りの彼をめぐる寡黙な刑事の兄と冗舌だが凡庸な双子の弟。将来を嘱望され若者たちと平野の改進の急先鋒にたつ真吾のほんとうのねらいは何なのか—。事件の絃がほころびはじめた時、他所者同士の傷をいやしてくれた記者の妻の無残な死が竜介に告げられた—。
「BOOKデータベース」 より