定常型社会 : 新しい「豊かさ」の構想
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書誌事項
定常型社会 : 新しい「豊かさ」の構想
(岩波新書, 新赤版 733)
岩波書店, 2001.6
- タイトル別名
-
定常型社会 : 新しい豊かさの構想
- タイトル読み
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テイジョウガタ シャカイ : アタラシイ 「ユタカサ」 ノ コウソウ
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注記
参考文献: p181-184
内容説明・目次
内容説明
経済不況に加え、将来不安から閉塞感をぬぐえない日本社会。理念と政策全般にわたる全体的構想の手掛かりは何か。進行する少子高齢化のなかで、社会保障改革はどうあるべきか。資源・環境制約を見据えて、持続可能な福祉社会のあり方を論じながら、「成長」にかわる価値の追求から展望される可能性を提示する、問題提起の書。
目次
- 第1章 現代の社会をどうとらえるか—環境・福祉・経済(基本的枠組み;二つの対立軸—富の成長と分配)
- 第2章 個人の生活保障はどうあるべきか—ライフサイクルと社会保障(「インフォーマルな社会保障」とその解体;これからの社会保障)
- 第3章 福祉の充実は環境と両立するか—個人の自由と環境政策(機会の平等と潜在的自由;社会保障と環境政策の統合)
- 第4章 新たな「豊かさ」のかたちを求めて—持続可能な福祉国家/福祉社会(「成長」という価値—経済システムの進化;定常型社会—時間観の転換;新しいコミュニティ—定常型社会における個人と公共性)
「BOOKデータベース」 より