宮沢賢治、中国に翔る想い
著者
書誌事項
宮沢賢治、中国に翔る想い
岩波書店, 2001.6
- タイトル別名
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宮沢賢治中国に翔る想い
- タイトル読み
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ミヤザワ ケンジ チュウゴク ニ カケル オモイ
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注記
主な引用・参考文献一覧: p207-211
内容説明・目次
内容説明
故郷と時代に根差しながら、寓話的でコスモポリタンな魅力に満ちた賢治の作品世界。そこには意外なほど「中国」との共鳴がある。訪れたことのない中国のイメージが、『唐詩選』『西遊記』の描写・モチーフとの比較検証から浮かび上がるとき、賢治の創作の源泉や「求道」精神を私たちはあらためて見つめることになろう。中国人研究者ならではの卓抜な賢治論。
目次
- プロローグ 宮沢賢治と中国—「心象スケッチ」の根源を探る(日本の心を教えられて;宮沢賢治像の未探究分野へ ほか)
- 第1部 宮沢賢治の『西遊記』—作品に隠した西遊の手記(賢治版『西遊記』の誕生;「西の方へ歩きはじめた」 ほか)
- 第2部 宮沢賢治と「唐詩選」—「北守将軍と三人兄弟の医者」を中心に(漢詩との出会い;北守将軍のモデル ほか)
- エピローグ 宮沢賢治と私—「永久の未完成これ完成である」(テクストについて;混成型人間像からの啓示)
「BOOKデータベース」 より