「彼女たち」の連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義
著者
書誌事項
「彼女たち」の連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義
(角川文庫, 11974,
角川書店, 2001.5
- タイトル別名
-
彼女たちの連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義
- タイトル読み
-
「カノジョタチ」 ノ レンゴウ セキグン : サブカルチャー ト センゴ ミンシュ シュギ
大学図書館所蔵 件 / 全45件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「彼女たち」の連合赤軍(1996.12 文藝春秋刊)を加筆・訂正し「補」を加えて文庫化したもの
叢書番号 [お39-1 Y667]: ジャケットに表示
内容説明・目次
内容説明
なぜ永田洋子は獄中で“乙女ちっく”な絵を描いたのか、なぜ森恒夫の顔が「かわいい」とつぶやいた連合赤軍の女性兵士は殺されたのか。サブカルチャーと歴史が否応なく出会ってしまった70年代初頭、連合赤軍山岳ベースで起きた悲劇を『多重人格探偵サイコ』の作者が批評家としてのもう一つの顔で読みほどく。フェミニズムさえ黙殺した連合赤軍の女たちを大胆に論じ、上野千鶴子に衝撃を与えた画期的評論集に重信房子論、連合赤軍小説論を加え、増補版としてついに文庫化。
目次
- 第1部 「彼女たち」の連合赤軍(永田洋子と消費社会;永田洋子はいかにして「乙女ちっく」になったのか ほか)
- 第2部 「彼女たち」の日本国憲法(「彼女たち」の日本国憲法;消費社会と吉本隆明の「転向」—七二年の社会変容 ほか)
- 終章 “ぼく”と国家とねじまき鳥の呪い
- 補 「物語」に融け込む主体(主体という幻想—『光の雨』と融解する自他境界;カメラ目線の重信房子 ほか)
「BOOKデータベース」 より