「彼女たち」の連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義

書誌事項

「彼女たち」の連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義

大塚英志 [著]

(角川文庫, 11974, [お39-1 Y667])

角川書店, 2001.5

タイトル別名

彼女たちの連合赤軍 : サブカルチャーと戦後民主主義

タイトル読み

「カノジョタチ」 ノ レンゴウ セキグン : サブカルチャー ト センゴ ミンシュ シュギ

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注記

「彼女たち」の連合赤軍(1996.12 文藝春秋刊)を加筆・訂正し「補」を加えて文庫化したもの

叢書番号 [お39-1 Y667]: ジャケットに表示

内容説明・目次

内容説明

なぜ永田洋子は獄中で“乙女ちっく”な絵を描いたのか、なぜ森恒夫の顔が「かわいい」とつぶやいた連合赤軍の女性兵士は殺されたのか。サブカルチャーと歴史が否応なく出会ってしまった70年代初頭、連合赤軍山岳ベースで起きた悲劇を『多重人格探偵サイコ』の作者が批評家としてのもう一つの顔で読みほどく。フェミニズムさえ黙殺した連合赤軍の女たちを大胆に論じ、上野千鶴子に衝撃を与えた画期的評論集に重信房子論、連合赤軍小説論を加え、増補版としてついに文庫化。

目次

  • 第1部 「彼女たち」の連合赤軍(永田洋子と消費社会;永田洋子はいかにして「乙女ちっく」になったのか ほか)
  • 第2部 「彼女たち」の日本国憲法(「彼女たち」の日本国憲法;消費社会と吉本隆明の「転向」—七二年の社会変容 ほか)
  • 終章 “ぼく”と国家とねじまき鳥の呪い
  • 補 「物語」に融け込む主体(主体という幻想—『光の雨』と融解する自他境界;カメラ目線の重信房子 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA5244507X
  • ISBN
    • 9784044191092
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    327p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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