評論賢治・幾多郎・大拙 : 大地の文学

書誌事項

評論賢治・幾多郎・大拙 : 大地の文学

小野寺功著

春風社, 2001.6

タイトル別名

Daichi no bungaku

賢治・幾多郎・大拙 : 評論

タイトル読み

ヒョウロン ケンジ キタロウ ダイセツ : ダイチ ノ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

著者は、東北の大地に豊かな鉱脈のように内在する「聖なるものへのあこがれ」を、宮沢賢治の精神風土を通して掘り下げた。さらにそれを「日本的霊性の哲学」へとつなぎ、「大地の文学・大地の思想」として精錬し、新たな思想展開に備えようと試みた。本書はこうした目標に向けて歩んできた道程を、哲学的エッセイとして綴ったものである。

目次

  • 序論 大地の文学・大地の思想—私の宮沢賢治論
  • 第1部 大地の詩(イーハトーヴ・詩と哲学の根源;啄木と賢治の軌跡;『遠野物語』考;東北の風土と高村光太郎)
  • 第2部 日本的霊性とキリスト教(鈴木大拙と日本的霊性;ドストエフスキーとニーチェ—精神の逆対応;日本の神学を求めて—大地の思想家達との出会い)
  • 第3部 現代日本におけるキリスト教の問題(吉満義彦と遠藤周作をめぐって;出会いの世紀へ—仏教とキリスト教)

「BOOKデータベース」 より

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