忘れえぬ言葉 : 私の赤い手帖から
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忘れえぬ言葉 : 私の赤い手帖から
(小学館文庫)
小学館, 2000.1
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ワスレエヌ コトバ
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Note
「私の赤い手帖から」(1993年刊)の改題
Description and Table of Contents
Description
1999年10月、五十余年にわたる闘病生活の末に逝った三浦綾子。死の床で「私はまだ、死ぬという大切な仕事がある」という言葉を遺して。言葉—人と関わりあうための重要な手段。そこに、伝えたい気持ちと受けとめる謙虚な心とが美しく調和したとき、言葉は「言葉」たり得るのではなないでしょうか。著者が日常の中でそのような「言葉」に接したときの深い思いを、時には感動し、時に自戒の念をこめて、思い出とともに綴った心にしみるエッセイ集。
Table of Contents
- 春の章(必ず治ります。今しばらくの試練ですからね;堀田は失敗も多いが、成功も多いだろう ほか)
- 夏の章(すまないねえ;泥棒さんですか ほか)
- 秋の章(人を責める時はね、相手が言い逃れが出来るように、逃れ道を与えて責めなければいけないよ;淋しい病気にかかってね ほか)
- 冬の章(貧乏人は金持ほど人に迷惑をかけてはいない;おんぶしないで!くせになるから ほか)
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