ネイションの軌跡
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書誌事項
ネイションの軌跡
(ライブラリ相関社会科学, 7 . 20世紀を考える||20セイキ オ カンガエル ; 1)
新世社 , サイエンス社 (発売), 2001.6
- タイトル読み
-
ネイション ノ キセキ
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注記
その他の編者: 内田隆三, 森政稔, 米谷匡史
文献: 章末
内容: 二十世紀の像を求めて(内田隆三著), 多様な近代性・ナショナリズム・自己論の再構築(山脇直司著), 「戦後民主主義」とナショナリズム(小熊英二著), アナキズム的想像力と国際秩序(酒井哲哉著), 戦時期「植民地社会科学」の隘路(盛田良治著), 福沢諭吉・ナショナリスト(金栄作著), ペルー:「ネイション」再編と新たな公共空間形成の拮抗関係(小倉英敬著), ネイション・「家族」・外国人(五十嵐泰正著), 移民ナショナリズムとエスニシティ(南川文里著), ネイションの問い直しと「移民」の空間(酒井千絵著), グローバリゼーションと女性の連帯(水溜真由美著), 杉原達『越境する民:近代大阪の朝鮮人史研究』(三笘利幸著), ナショナル・ステイトとリージョナル・ネットワーク(山下範久著), 時-空的リヴァイアサンとしての国民国家とその歴史的変容(森元大輔著), 国家・美・公共性(石田雅樹著), ナショナリズムと政治理論(森政稔著)
内容説明・目次
内容説明
戦争と全体主義の経験、そして最近のグローバリゼイションと地域紛争20世紀をとおしてネイションは問題の焦点でありつづけてきた。ネイションを最新の社会科学/社会思想の成果によって位置づける。
目次
- 第1部 東アジア・戦争・ナショナリズム(「戦後民主主義」とナショナリズム—初期の大江健三郎を事例として;アナキズム的想像力と国際秩序—橘樸の場合;戦時期“植民地社会科学”の隘路—平野義太郎を中心に ほか)
- 第2部 ネイションを超えて(ペルー:「ネイション」再編と新たな公共空間形成の拮抗関係;ネイション・「家族」・外国人—在留特別許可付与をめぐる動きをきっかけとして;移民ナショナリズムとエスニシティ—1930年代末の在米日系移民における「民族」 ほか)
- 第3部 ネイションの理論と思想(ナショナル・ステイトとリージョナル・ネットワーク—グローバル世界システムを理解するための非ヨーロッパ中心的視角;時‐空的リヴァイアサンとしての国民国家とその歴史的変容—『国民国家と暴力』におけるギデンズの国家社会学と批判理論;国家・美・公共性—ハンナ・アーレントとカール・シュミットにおける「代表—再現前」 ほか)
「BOOKデータベース」 より